2024年8月2日、ミルクはついにCT検査を受けることになりました。
胸水が続いていたため、根本原因を探るための大きな一歩です。
検査は全身麻酔で行われると聞いていたので、不安も大きく、私にとっても忘れられない一日になりました。
🚕 検査当日の流れ
当日はタクシーで片道1時間。朝9時に検査機関へ到着し、お迎えは14時頃の予定でした。
待ち時間のあいだ、近くのカフェで時間をつぶしましたが、気が気ではなく、
「早く無事に終わって」「どうか悪い結果じゃありませんように」と祈るような気持ちでした。
🩺 CT検査の結果とカウンセリング
検査後、先生から伝えられたのは非常に厳しい現実でした。
「肺の腫瘍が心臓の血管を巻き込んでおり、手術での切除は難しいでしょう」
この時点では、リンパ腫か他の腫瘍かはまだ不明でしたが、
どちらにしても命に関わる可能性が高く、抗がん剤などの選択肢に備える必要があるとのことでした。
🧾 CT検査にかかった費用
項目 | 単価 | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
CT検査(1部位)10kg未満 | ¥45,000 | 1 | ¥45,000 |
CT追加検査(2回撮影まで) | ¥16,000 | 1 | ¥16,000 |
CT追加検査(3回撮影以降) | ¥8,000 | 1 | ¥8,000 |
CT造影検査 10kg未満 | ¥22,000 | 1 | ¥22,000 |
点滴処置(20kg未満) | ¥1,500 | 1 | ¥1,500 |
酸素室(60分) | ¥2,500 | 1 | ¥2,500 |
合計:104,500円(税込)
※全身麻酔込みでこの価格でした。
📄 所見内容(CT検査の記録)
CT画像では、肺の周囲に直径約8.7×3.4×2.6cmの腫瘤(しゅりゅう)が確認され、
心臓・血管・食道・気管に接しており、一部癒着や圧迫も見られるとのことでした。
特に前大静脈への圧迫、気管の狭窄(細くなる)が心配され、
呼吸への影響、または手術のリスクが高い状況と説明を受けました。
🐈⬛ ミルクの様子と私の気持ち
帰宅後のミルクは、全身麻酔の影響でぐったりしており、自力でソファにも登れない状態でした。
その姿を見て、「このままお別れになってしまうのでは…」という恐怖が一気に押し寄せ、
その夜は不安で一睡もできませんでした。
次の日、かかりつけの病院にCTデータを持って行くことが決まっていたのが、唯一の支えでした。
💭今後に向けて
この日を境に、私の中で「覚悟」が少しずつ芽生えていきました。
どんな治療を選んでも、正解かどうかなんてきっとわからない。
でも、ミルクにとって最善のことを、私の手でひとつずつ選んでいこうと強く思いました。
📝この記事を読んでいる方へ
同じように、CT検査や全身麻酔を控えている飼い主さんがいるかもしれません。
検査内容や費用の目安、そして気持ちの揺れも含めて、
この記録が少しでも参考になればうれしいです。


パ節は5.2mmと腫大傾向である。
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