ミルクの抗がん剤治療は、約半年(25週間)にわたる計画となりました。
リンパ腫と診断された翌日、治療が始まることになり、
先生からは詳しい治療スケジュールが記された資料をいただきました。
📝治療スケジュールの概要
この治療計画は、導入期と維持期に分かれていて、数種類の抗がん剤を順番に投与していきます。
使用される薬は、人間のがん治療でも使われるような強力な薬です。
治療は「あくまで計画であり、ミルクの体調を見ながら調整していく」と説明を受けました。
不安もありますが、「治療に入れた」ことが希望に思えました。
💉導入期(Week1〜9)
週 | 治療内容 |
---|---|
Week 1 | L-アスパラギナーゼ(400UI/kg, 筋肉注射) |
Week 2 | ドキソルビシン(1.0mg/kg, 静脈投与) |
Week 3 | ビンクリスチン |
Week 4 | メソトレキセート(0.8mg/kg, 静脈投与) |
Week 5 | ビンクリスチン |
Week 6 | サイクロフォスファマイド |
Week 7 | ビンクリスチン |
Week 8 | – ドキソルビシン(希釈し60分かけて投与) – メトクロプラミド(吐き気止め、5日間) |
Week 9 | ビンクリスチン |
🐾維持期(Week11〜25)
週 | 治療内容 |
---|---|
Week11 | サイクロフォスファマイド |
Week13 | ビンクリスチン |
Week15 | メソトレキセート |
Week17 | ビンクリスチン |
Week19 | サイクロフォスファマイド |
Week21 | ビンクリスチン |
Week23 | ドキソルビシン |
Week25 | ビンクリスチン |
※Week27以降は体調や効果を見ながらの調整となります。
💭治療への覚悟と願い
正直に言うと、このスケジュールを見た時、
「本当に半年も続けられるのだろうか」と不安になりました。
でも、「やれるだけやってあげたい」「ミルクが少しでも元気に過ごせる時間を延ばしたい」
そう思って、抗がん剤治療に踏み出す覚悟が固まりました。
📝この記事が誰かの助けになれば
同じように、愛猫がリンパ腫と診断され、治療を始めようとしている飼い主さんへ。
このスケジュールは、ひとつの「実例」として参考になるかもしれません。
あくまでミルクの場合の話ではありますが、獣医師と相談しながら「どんな薬がどう使われるのか」のイメージを持つきっかけになればうれしいです。
↓ミルクの体調不良時にはこのペースト状のフードが役立ちました!

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