2024年7月29日、ミルクが初めて胸水を抜いてから始まった通院。
その後、MRI検査、抗がん剤、血液検査、点滴、注射……。
気づけば、わずか2か月で約54万円の医療費がかかっていました。
治療を迷ったことは一度もないけれど、ふと頭をよぎったのが「ペット保険」のことでした。
🧾 実際にかかった金額(2024年7月〜9月)
月 | 医療費 |
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7月・8月 | 約44万円 |
9月 | 約10万円 |
合計 | 約54万円 |
治療内容は、MRI(全身麻酔)、抗がん剤(7回)、血液検査や超音波、点滴など。
「命には代えられない」けれど、家計にはずっしりと響きます。
🐾 ペット保険、入るべきだった?
ミルクは13歳。保険のことは何度か考えたけれど、
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年齢的に入れるのか分からない
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月々の保険料がもったいない気がした
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元気だったから必要ないと思っていた
そんな理由で、入らずにここまできました。
💭 もし時間を戻せたら
たとえば、月3,000円〜5,000円のペット保険に早いうちから加入していたら。
実際に保険が使えたかどうか、どこまで補償されるかは会社やプランによるけれど、
少なくとも半額近くの負担で済んだかもしれないと思うと、やはり複雑な気持ちになります。
🐱 若い猫ちゃんの飼い主さんへ
治療費がかかることを「現実」として知ってもらえたら嬉しいです。
ミルクは、きっとこれからも通院が続きます。
私はようやく、「今あるお金でどう支えるか」を真剣に考え始めました。
🧾【もし保険に入っていたら?補償別シミュレーション】
保険の補償割合 | 治療費総額(約) | 保険からの補償額 | 自己負担額 | 月額保険料の目安(13歳なら高め) |
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補償なし(現在) | 540,000円 | 0円 | 540,000円 | 0円 |
50%補償 | 540,000円 | 270,000円 | 270,000円 | 約5,000〜7,000円 |
70%補償 | 540,000円 | 378,000円 | 162,000円 | 約6,000〜9,000円 |
90%補償 | 540,000円 | 486,000円 | 54,000円 | 約7,000〜12,000円 |
📝 解説
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保険料は年齢や加入時期によって変わります(高齢猫の場合は高くなる)
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たとえば70%補償に入っていたら、約38万円が補償対象となり、自己負担は16万円程度で済んだ可能性あり
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若い頃に入っていれば、月額3,000円台で済んだケースもあります
今になって「保険に入っていたらどれくらいカバーされたんだろう」と思い、簡単に試算してみました。
実際の保険の補償内容は各社で異なりますが、ひとつの参考になればと思います。
✏️ おわりに
このブログは、ミルクの闘病と、そこから始まった家計の見直しを記録するために始めました。
もし、あなたやあなたの大切な家族(猫ちゃん・わんちゃん)にも参考になることがあれば嬉しいです。
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