【#011 猫の抗がん剤治療費とペット保険】入っておくべきだった?実際どうなの?

ミルクの闘病記録

ミルクの抗がん剤治療が始まってから約1か月が経ちました。

振り返ってみると、この1か月間でかかった治療費は…おさらいをしてみます。

💴 合計:440,278円(税込)(※MRI検査含む)

あらためて数字を見ると、胸がぎゅっと締めつけられるような感覚になります。


「保険に入っていたらどうなっていたんだろう?」

ミルクは13歳。
今まで大きな病気をしたことがなかったので、保険には入っていませんでした。

でも、いざ「リンパ腫」と診断されて治療が始まると、
「保険に入っていたら、もう少し負担が軽くなったのかな…」と何度も思いました。

同時に、こんな声も耳にします。

「保険に入っていても、あんまり変わらないよ」
「高齢になると保険料が高すぎて入る気にならない」

では、実際のところはどうだったのか?
いくつかの保険プランを調べ、比べてみました。


💡 もしペット保険に入っていたら?

保険プラン 補償割合 月額保険料(13歳猫) 保険で戻る金額(推定) 自己負担 備考
A社スタンダード 70% 約6,000円 約308,000円 約132,000円 年間保険料:72,000円
B社ライト(50%補償) 50% 約4,000円 約220,000円 約220,000円 年間保険料:48,000円
C社 入院・手術型 80%(入院・手術のみ) 約3,500円 約176,000円 約264,000円 通院・投薬は補償外

※補償金額は保険適用条件を満たした場合の概算です


📌 実際に保険に入っていたら、得だったのか?

結果として──
保険の補償範囲が治療内容と合っていれば、「10万円〜30万円前後」軽減された可能性がありました。

ただし、

  • 高齢になると保険料も高額(年間5万円〜7万円)

  • 補償の対象外(通院点滴・内服薬・MRIなど)も多い

  • 完全に治療費をカバーできるわけではない

という現実も。


🐾 私の本音

「保険に入っていればよかった」と後悔する気持ちもありますが、
保険料と補償内容を考えると、“絶対に得だった”とも言い切れないと感じています。

とはいえ、いざという時に備える意味では、
ペットが元気なうちに冷静に考えておくべきだったなと今は思います。


🐱 これからペット保険を考える方へ

  • 治療が始まってからでは、基本的に保険に入ることはできません

  • 待機期間(加入後すぐは補償対象外)や、既往歴除外などのルールがあります

  • でも、精神的な安心感という意味では、入っておくことで気持ちの余裕が生まれるかもしれません


✍️ 最後に

私は今回、保険に入っていなかったため、全額自己負担となりました。

「なぜ入っておかなかったのか」と自分を責めた日もありましたが、
ミルクと向き合う今、少しでも役立つ情報を残しておきたいと思い、このブログを書いています。

この経験が、
「いつか備えておきたい」と思っていた誰かの背中をそっと押せたら──
ミルクとの毎日の中で生まれた小さな意味だと思っています。


🔜 次回「#012」では、もし治療費が出せない場合、どんな選択肢があるのか?
ミルクを通して見えてきた現実を、正直に書いてみようと思います。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました